346人が本棚に入れています
本棚に追加
/99ページ
俺が足蹴にあの蕎麦屋に食べに行っていたのは・・・
彼女がお目当てなのに…まさか…
彼女が俺の異母妹だなんて…
この世に神は居ないのかよ・・・!!!
「翔…返事は?」
「返事?あ・・・いいけど…」
「そっか…良かった…お前に断られたら、司に頼もうかと思っていた」
「いや…兄貴に頼んだら、ダメだろ??
兄貴には奥さんと子供が居るんだぞ…舅である親父が息子の夫婦仲に亀裂入れてどうするんだ?」
「それもそうだな…」
「じゃ頼んだぞ…翔。お前だけが頼りだ…」
親父は上機嫌になり、嬉しそうに鼻歌まで始めた。
俺は逆にショックで堪らない・・・
最初のコメントを投稿しよう!