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「では…まずは…参観当日、どうすればいいか？教えてくれ、君の指示通り、動くから…」
「あ、はい…」
私は翔さんに参観当日のスケジュールを説明した。
「ふむふむ」
と彼は私の説明を訊きながら、持っていた手帳にメモした。
「服装は？」
「できれば・・・カジュアルな方で…」
「やはり…参観に来る人間は園児たちの親族でなければいけないな…俺は香里ちゃんのパパとして参観に出席する」
「あ…お願いします…」
「およその事情は把握した…ご協力に感謝します…」
「やっぱり…翔さんは刑事さんですね…職務質問受けていたように思えました」
「一種の職業病ですよ…すいません」
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