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そして、その日の夜・・・
私と香里の部屋に翔さんが来た。
「佑介さんの息子さんの翔さんよ…香里」
「じぃじのむすこ?」
「・・・親父はじぃじと呼ばれているのか…」
「はい…」
翔さんから言われるまで佑介さんの事…疑似じぃじと思っていたけど。
香里にとって正真正銘の祖父だったのね…
「俺は伊集院翔…香里ちゃんにとって、おじさんになるかもしれないけど・・・参観の時はパパになるからよろしく」
「えっ!!!?ママ…私にもパパができるの?」
「え、あ…うん」
パパが欲しいと強く言っていた香里。
香里は突然できたパパの翔さんを嬉しそうに見た。
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