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「貴方は故意に私の布団に入ってきて…犯行に及んだんですか?」
「いや、それは違う…断じて違う…」
俺は全力で否定した。
「なら…水流しましょう?」
「小夜さんは心の広い女性だな…本当にすまなかった…」
加害者である俺はそう簡単に水に流せそうにないが、彼女の言葉に従った。
刑事である俺が異母妹の胸を触るわいせつ行為に及ぶなんて…
親父が知れば…俺は・・・
「この件は親父に内緒にしてくれ」
「あ、はい…」
「二度のこのような事がないように俺も自重する…」
ともかく彼女には反省の意を伝えた。
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