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「とし君のパパとママのほうがなかいいよね・・・おふろいっしょにはいるんでしょ?」
「とし君…何言ってるの?」
杏南夫人は真っ赤に顔を染めた。
「本当の事だろ?杏南…別に恥ずかしがる事ないさ…」
長谷川さんは頬を染める杏南夫人に意地悪く言った。
「恥ずかしくないんですか?俊吾さん」
「・・・別に一緒に入ってるだけだ…絡んでない…」
「あ、あの・・・長谷川さん…小さな子供たちが大勢いるんです…そのような言動は止めましょう?」
「俺、おかしなこと言ってるか?翔さん」
周りが俺たちに注目していた。
「・・・おかしな言動はありませんが…」
「ないなら、翔さんこそ…言いがかりは止めてくれ。俺は…この保育園の父母会の代表なんだから・・・」
「そうなんですか?」
「そうなんだ…」
長谷川さんは強い口調で返した。
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