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「どうだ？今から時間あるか？翔さん…俺の家でパーティしよう」
「パーティ！？やりたい！！ママ…いいよね」
長谷川さんの誘いに最初に乗ったのは香里ちゃん。
俺と小夜さんは顔を合わせて返事に困っていた。
「紡さんに言っていいのか？」
「それはダメだ…分かった…行きます！！」
俺も長谷川さんに脅され、渋々承知した。
「・・・翔さんは車で来たのか？」
「いや…電車だ…」
「・・・じゃ俺の邸宅の場所は知ってるよな…19時に集合だ。いいなっ」
「分かった…」
「ドタキャンしたら、伊集院家全員にバラすぞ」
「ドタキャンなんて…しませんよ…」
「よし、いい子だ…翔さん。待ってるぞ…」
長谷川さんはそう言って、俺たちの元から立ち去った。
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