513人が本棚に入れています
本棚に追加
******
玄関先では私たちを長谷川家総出で出迎えてくれた。
「今夜はパーティにご招待してくださり、ありがとうございます」
「硬い挨拶は抜きよ…平子さん…」
「そうだよ…小夜さん…長谷川さんが勝手に決めたパーティだし」
「翔さん…俺にそんな口訊いていいのか?」
長谷川さんは翔さんを詰る。
「・・・今夜はありがとうございます…」
と翔さんは長谷川さんにそう返した。
「分かればいいんだよ…さあっ~入ってくれ。パーティの準備はもう済んでるから…」
長谷川さんが上機嫌に私たちをパーティ会場に案内した。
最初のコメントを投稿しよう!