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「杏南さんも…週三回お父さんのパン屋…手伝ってるのよ…平子さん」
「そうなんだ・・・」
楽しい時間はあっという間に過ぎた。
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「翔さんもお酒飲みたかったですよね…私たちの為にすいません…」
長谷川さんと黒崎さんがワインやビールを飲む中、翔さんは私たちをマンションに送り届ける為、ウーロン茶ばかり飲んで、お酒は飲まなかった。
「別にいいんだよ…小夜さん」
とし君と桃菜ちゃんと遊んで疲れたのか香里は寝息を立てて眠っていた。
「ぐっすりだね…香里ちゃん」
「明日は日曜日だし・・・のんびりするといいよ…」
翔さんは運転しながら優しく言った。
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