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山の奥で成っていた夏ミカンをお土産に、今晩は久しぶりに茶でも飲みながらアルマとゆっくり過ごしたかった。昼間は山に仕事に行くから、ゆっくり話せるのはどうしても夜しかない。 暑い日だったから帰り道の途中で家の裏にある湖で水浴びしてから家に帰ると、真っ先に目に入ったのは青ざめた顔の母親が台所でまごまごしている姿だった。 母は、「アルマが家に帰ってこない」と咽び泣いていた。
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