第一章

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「ねえねえ、グループ名どうする?」 「はいはいはいはい!意見あり!!」 「月奈声大きい。」 「まあまあ、元気ないよりいいでしょ?で、なんかいい提案でもあったの?月奈。」 「IFDIT!どう?みんなの頭文字取って!」 「中身無!そんなんでいいの?」 「いいのいいの。うちらのアピールポイントはなまえじゃないでしょ。」 「ま、それもそうか。」 … 「ん、風磨どうしたの?」 「あ、いや、IFDITってどっかで聞いたことがある気がしたんだけど…」 「え」 4人が振り返る。 「いや、気のせいみたいだ。」 どこかで、ため息が聞こえた。 ような気がした。
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