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宇宙のどこかに小さな宇宙船?のようなものがぷかぷかと浮かんでいた。
その中には数人の人らしきものが生活していた。
どうやらこの人らしきもの達が星を操るものたちらしい。
・・・
「あれぇ~??何か今日はどの星たちも調子が悪そお?」
「え?そうかな?いつもと変わらない気がするけど…」
いつものトーンでいつもの調子の会話を交わす2人。今日も仲良く自分の担当の星たちの動きをチェックしているようだ。
「う~ん。そんなに心配なら、1秒ごとのスピードをチェックしてみようか?」
「そだね~、念の為やっとこう!何かあるかもしれないから、念には念を入れてね!」
彼らにとって星の動き方やスピードをチェックするのは、日常茶飯事の業務。星の動きをチェック出来る最新のコンピュータもこの宇宙船には搭載されている。
ポチ、ぴー、ぴー、ぴー…
ピピピピ…。【チェック完了、異常なし。】
アンドロイドの声で異常がない事が判明した。
その時間、約10秒ほど。最新のコンピュータさえあれば、ものの10秒で星の動きに異常がないのかチェック出来てしまう。文明の利器というのは恐ろしいものだ。
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