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「よし!チェック終わりぃ~。とりあえず、これで安心っと。」
「ありがとう。私もちょっとホッとした。昨夜ね、嫌な夢を見たのよ。星たちの動きをチェックしなかったせいで、地球にダメージが降り注ぐの。」
「やべ!それ、かなりやべーやつやん。ほら!良かったろ?」
「まぁ、良かった、、、のかな?でもさ、本当はこのチェックって1週間に1回で良いはずなのにね。最近の星たちの動きってちょっと異常な気がする。」
特に最近の太陽系の動きは異常だった。そのせいで地球上での戦争や紛争、さらには環境破壊など異常な早さで進行していたのだ。地球人が意図してない所で惑星全体が高齢化しているのが現状だった。
「例え1週間に1回で間に合う業務だったとしてもだなぁ、それを察知して多めにチェックするのは俺らの仕事やろ?この広い宇宙を取仕切ってんだぜ?」
「そうだよね。その通りだと思う。君が居てくれなかったら、たぶん今頃私なんか野垂れ死んでたと思うし…」
「野垂れ死ぬって…縁起でもない事言うなよ。」
「ごめん。でもホントの事だもん。」
「分かった、分かった。とりあえず今日の仕事は終わりな。仕事の後はスイーツと共にティータイムと行きますか。」
いつもの調子で2人は今日の仕事を終えて、ご褒美的なティータイムを楽しんでいた。ちょっと癖が強めな話し方のマージ♂︎と、控えめでマイナス思考なのがサージ♀︎。
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