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その日の夜、エリサはアルフから貰った手紙を早速読んでみることにした。
「エリサへ
改まって手紙なんて…とは思ったけど、思い切って書いてみました。
でもどうか気軽な気持ちで読んでほしい。
エリサがいつも小説の読み聞かせをしてくれてるじゃない？
それがエリサにとって負担になってはいないか？ってすごく心配になっちゃって…。
だからね、もし良かったらだけど、僕が代わりに読み聞かせをするってのはどうかなって。
そうしたらエリサの負担が少しでも減らせるのかなって思った。
もしその気になったらまたいつでも声をかけてね。
今日はそれを伝えたくて手紙に託してみました。
ではまたいつもの病室でね！
アルフより」
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