15.神からのお告げ

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「さて、ここからはそれぞれの時代について解説して行きましょうか。 まずは今まで約200年続いてきた時代。地の時代について。貴方たちが1番馴染みのある時代ですね。 地の時代ではその名の通り、土に関連した時代の事を指します。どうゆう事かと言うと、地に足を付ける時代という事です。 例えば【金銭、物質、権威】などがそれに当たります。 学歴があれば良い所に就職できて、年功序列で年収も上がっていく。 そして高学歴、高収入が良いとされ、皆がそのレールの上を歩くべく頑張ってきました。 その収入で高級なものを買ったりするのがステータスでもありましたね。」 「確かに!私の親世代なんて正にそんな感じの生き方をしていたように思います。今の話を聞いてとても納得出来ました。」 「次にこれから約200年続くと言われている風の時代について。 風の時代はその名の通り、目に見えないものの象徴です。 世間を揺るがしているウイルス感染症や、インターネット、占星術など、物質を持たないものが主役になっていく時代なのです。 ウイルス感染症については風の時代に突入していく為のキッカケに過ぎませんでした。 それがきっかけで在宅勤務が推薦され、リモートワークやリモート会議などが行われています。 また感染症防止のため、仮想通貨(電子マネー)が使われたりしましたね。 これは強制的に風の時代への突入をする為の事前儀式となりました。 ウイルス感染症については、とても分かりやすい形で時代の変化を起こしてくれています。 感染症は多くの犠牲を生むと言われていますが、時代が変わる為になくてはならない物のひとつなんですよ。」 「ウイルス感染症については私も脅威でしかないと思っていましたが、そういう理由を聞くと少し分かったような、ほっとしたような気持ちになれました。星の動きで私たちの生活がこんなにも左右されているって事にびっくりしています。」
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