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それを言えば「どうでもよくはないだろ…」なんか凄い呆れ顔で見られた
だけど今の私にはそれもまたどうでも良くて。
脳内によぎるのは過去の男に言われてきたまるで鋭利のナイフのようにグサッとくる心無い言葉たち
『お前とのセックス疲れるんだよな』
『毎回毎回痛そうな顔されたら流石に萎える』
『痛え痛え言うけどお前一切濡れねえから俺だっていたいんだからな!!?』
『マジ面倒くせぇ』
………ああ、思い出すと泣けてきた
瞼の奥が一気に熱くなる
鼻の奥もツーンとして耐えろ私!堪えろ自分!
そんな願いも虚しく
「っは?沙和ちゃん!!?」
「しづきぃぃぃ〜」
私の頬には無数の涙が零れた
突然泣き出した私に慌てふためく紫月に抱きつく
……普段は勿論こんなことしないし、なんならしたことないけど今日はもうなんか、色々爆発して堪えきれなかった
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