誠の愛につきまして

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 僕の視線に、おじいさんは気づいていたのでしょうね。  ある、高等学校の帰り、おじいさんが話しかけてきました。  お母さまからかかわってはいけませんと言われておりましたが、おじいさんがあんまり切羽詰まって声をかけるものですから、仕方がなかったのです。僕は振り返りました。  おじいさんは言いました。 「恋をしてはみないか」と。
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