136人が本棚に入れています
本棚に追加
「は、蓮水さんっ!?」
驚いた私は名前を呼んだ。
「今は流されて」
「私は隼斗君がっ!んんっ!」
私を見つめる切れ長の双眸が怖くなって私は叫ぶが、蓮水さんに唇をまた塞がれた。
「アイツは君を裏切った」
その言葉に心臓がギュッと鷲掴みされたみたいに痛くなる。
蓮水さんの胸を両手で押すが、あっさりと私の両手首は蓮水さんに捕まり、ベッドに押さえつけられた。
「慰めさせて」
光るような瞳に身体がゾクリと震えた。
それと同時に彼がこれから何をしようとするのか分かった。
抵抗しないと!
最初のコメントを投稿しよう!