4、異世界でリアルボス戦!!

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「デリカシーの欠片も無いんすか……?」 「非常識ですよ、少年!!」  全員が全員、メンド少年の発言に非難の言葉を浴びせます。 「え? え? ゑ? オレっち、そんな非難されるような変なこと言った??」  ──ダメだ、コイツ……。  ボクたちはメンド少年の先の発言を無かった事にして、各々、空気が凍て付く前の状況に復帰して、歩を進めていきます。  そんな、一幕もありながら、ボクたちはニーショの館を後にして、ルニーン・タウンに帰り着くと、各自の宿泊施設へとみな帰って行きました。  ただ、別れ際にガメッツさんが、 「今日のお宝探し(トレジャーハント)の大成功の祝宴を嬢ちゃんたちが泊まってる宿でやっから、夕食は食わずに待っててくれ」  そう言って、去って行きました。  ──そして、夕刻。  夜の帳が降り始めたた頃、ガメッツさんとランテ君がボクたちが泊まる『止まり木亭』にやって来て、ガメッツさんが宿の中に入るや開口一番、 「此処に居合わせた、奴等、よ~く聞け! オレことガメッツと、隣にいるランテと、奥のテーブル席に座ってる銀髪(プラチナブロンド)の嬢ちゃん、それと同じく奥のテーブル席に座ってる兄ちゃんの四人は、今日この日、千百余年の間誰も見付けることの出来なかった“ニーショの遺産”を遂に発見し、見事にしたぜ!!」
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