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えっ!?マジで!?
うわぁ~~~地元で迷子とか俺ダッセェ~~~~
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なんて思ってても仕方ねえ。
とにかく歩いて歩いて歩きまくろう。
運が良けりゃ駅まで辿り着くだろう?
そう思いながら俺はドンドン進んで行く。
すると数メートルほど先に普通の住宅とは違うモノが目に入った。
「ん?何だ?....店?」
俺はその店っぽい建物へ一歩二歩と足を進めた。
「雑貨....屋?」
その建物は雑貨屋だった。
こんな住宅地に雑貨屋なんてあったのか....
その雑貨屋はこじんまりとした感じの造りだった。
黒い看板にショッキングピンクの文字で【エンジェル】と書かれていた。
店の名前からして、いかにも乙女御用達ですと主張している様に見える。
もちろん俺は普段こんな店へは入らねえ。
つーか、男の入る店じゃねえし、必要なモンなんて売ってねえからよ。
まあ、入るとすりゃ付き合ってる女へのプレゼント買うぐらいか?
....とは言っても現在俺には付き合ってる女なんていねえけどな!
だが、そう思ってる俺の心とは逆に俺の足はドンドン雑貨屋へ進み、気が付くと正面に立っていた。
「へぇぇ~~~、ホント女が好きそうなモンばっかだな」
入口の扉が完全に開いてるおかげで店の中はバッチリ見える。
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