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「そうやって女をバカにする男にロクなのはいない!一生言ってれば!?バーカ!」
そう俺に捨て台詞っぽく言い返すと、プイッとそっぽを向きトコトコと前進した。
「~~~~何て口の悪い生意気な女なんだ!」
クソッ!マジ腹立つ!
そう思った時―――
「!!」
その生意気な女が道に転がってる石につまずきやがった。
すっ転ぶ前に何とか体制を整え直す事が出来た様だが....
だが、それを見た俺が思ったのは―――
「俺に生意気な口聞いたバチが当たったんだ!ざまぁ見やがれっ!」
女のドジを見て少し気分が晴れたぜ。
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......あのパンダ
デカすぎだろ。
あれじゃ前見えねえじゃねえかよ。
今のはつまずいただけで、運良く転ばなかったが....
あれが自動車とかだったらどうすんだよ?
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「けっ!....俺には関係ねえ!」
俺は女とは逆方向の元来た道へ足を進めた。
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何だ....この感じは?
な、何だよ....
俺は別に悪くねぇ!
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