37人が本棚に入れています
本棚に追加
/104ページ
新たな決断
葵と藤
安政5年7月、将軍徳川家定死去
次の14代将軍にと大奥が揉めにもめていたのでありました。
徳川家茂派と徳川家望派との派閥争いが激化していく、、、
徳川家茂派の家臣が刺客を雇い徳川家望の暗殺計画を企ていた。
事前に其れを察知した徳川家望派の家臣が徳川家望を逃がすことにしたのである。
徳川家望は、若干14歳でありました。
江戸から船に乗って四国の宇和島藩を頼ることにする。
藩主伊達宗城(だてむねなり)に事前に話を付けていたのであります。
藩領内の山奥に徳川家望は侍女数人と身を隠すことにしたのであった。
其処は、大州藩との境界線近くの山深いところでありました。
最初のコメントを投稿しよう!