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「君は綺麗な一等星
僕は暗い六等星
君は僕を見つけられない
だから僕が……っと、何だっけなぁ?
君は綺麗な一等星
僕は暗い六等星……」
仕事から家路につく途中、養子のレオが歌ってくれと、私にさいそくしていた子守唄を口ずさんだ。
レオが聞いたら、違うよ。と指摘を食らうかもしれないな。と思いながら、家の前の小さな門をくぐる手前で、ふと空を眺めた。
暗い雲の切れ間から、小さく輝く二つの星が、仲良くならんでのぞいていた。
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