表紙を変更しました(2023.11.19)

1/1
前へ
/164ページ
次へ

表紙を変更しました(2023.11.19)

お読みいただきありがとうございます。 先日、有休をとってグランドミュージカルを、約4年ぶりに観てきました。 場所は東京有楽町の帝国劇場。 「LUPIN〜カリオストロ伯爵夫人の秘密〜」という、初上演の演目です。 わたしの「じんわり推し」(積極的に推しというわけではないけれども、でも長期にわたって活躍を応援している推し)がお二人出演されていたので、友人にチケットを取ってもらったのでした。 c5e7e15c-015e-4545-afe5-d5900ee19c53 ルブランのアルセーヌ・ルパンが原作。 とても構成が秀逸で、いろいろな要素と人間関係が、一時の快楽や損得勘定、職務意識などで手を結んだり裏切ったりしながら、少しずつ関係性が集約されていき、最後には悪役はきちんと成敗されてハッピーエンドという、3時間でもわかりやすくたっぷり楽しめるストーリーでした。 複雑な人間関係も演出で理解しやすく解説されて、ストーリー展開もリズミカル。なにより、カンパニーが安定していて、出演者がみな歌が巧くてダンスもできるので、安心して見られました。 アルセーヌ・ルパンは変装の名人なんですよね。だからその七変化とも言える変わり身も見どころの一つであったようです。めっちゃ面白かったです。 そして「じんわり推し」の二人も最高に可愛くて。ほっこりとした気分に。推し二人が共演はとても美味しかったです。 ミュージカルはやっぱり生がいいなと久しぶりに思いました。来年?再来年には大好きな演目がまた上演されるようなので、頑張ってチケットを取りたいと思います。 *** そして作品の話。 連載中の「LOVE PRECIOUS」ですが、 ようやく、ようやく、お待たせしました。攻めの廉が出てきました。 長かった……。 このお話はここからが本番だと思っています。 尚紀の人生においておそらく一番精神的にも肉体的にもしんどいときに登場してきた攻めなので、皆様ご想像の通りと思いますが、まああっさりくっつくわけにはいかなさそうです。 本編では現在、幸せいっぱいの尚紀と廉ではありますが、そこに辿り着くまでの紆余曲折や躊躇いや迷い、悲しみ、苦悩、そして喜びや幸せも、これまで以上に描いていければいいかなと。 ここからの1年が濃厚なのだと思っています。 そして廉が出てきたので、表紙を差し替えました。 4122477b-b37a-4811-b935-d9babc0ffde3 こちらの幸せいっぱいの表紙です。 イラストは、FORBIDDEN本編の表紙をお願いした、星埜いろさんにこちらも💕 LOVE PRECIOUSの構想はずいぶん前からあり、いずかは書きたいと思っていたものでしたので、イラストは実はずーーーーっと前に依頼させていただいていました。ずっとわたしの手元にはあったものです。 なかなか、尚紀の過去を描くタイミングまで辿り着けず、さらに連載を始めてからも廉がなかなか出てこなかったので、私としては本当に一つのゴールのような気分(気が早すぎる)。 あまりに幸せなイラストなので(わたしがそのように指定したのですが…堂々と「バックハグでお願いします!」とw)、冒頭からこちらのイラストを使うと、内容とそぐわないかも…と心配になり、廉の登場に合わせて変更しようと狙っていました。 尚紀は、ここからは浮上していくだけだと思っているので、彼が幸せを掴んでいく様子を、見守って頂けると嬉しいです。 本編ともども頑張って書いていきます。
/164ページ

最初のコメントを投稿しよう!

147人が本棚に入れています
本棚に追加