Goodbye Sleepwalkers.

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 ラブホの一室で、お互い無言のまま。  学校帰りのリュックが2つ、床に転がっている。  無言で竜崎さんとキスしている。  舌を滑り込ませると竜崎さんも舌を絡ませてきたので、後頭部と腰を掴み更に引き寄せた。  竜崎さんは俺の背中に手を伸ばし、口の端から微かに吐息混じりの声を漏らしながらしがみつく。  口唇をゆっくり離すと、顔を赤くして肩で息をする竜崎さんがいた。口唇は唾液で光っていやらしく見える。  大きなベッドに竜崎さんをゆっくり押し倒す。  再びキスをしながら竜崎さんのシャツのボタンを外していく。白地に黒いレースのブラジャーが露になった。  俺は無意識に生唾を飲み込むと、竜崎さんがブラジャーを外した。  小ぶりだが綺麗な乳房。  俺はまじまじと見ながらゆっくりと揉む。  竜崎さんに視線を移すと、恥ずかしそうに口を押さえて、目を背けていた。  嗜虐心をくすぐられ、乳首を口に含む。  竜崎さんの身体は電気が走ったかのようにビクッと震えた。    舌で乳首をコロコロいじりながら、下を触る。  パンツの中にゆっくり手を差し込むと、とても熱い。指を更に奥へ滑り込ませる。ぬるぬるに濡れていた。  竜崎さんのパンツをずり下ろし、自分のTシャツとジーンズも脱ぎ捨て、竜崎さんの中に押し入る。  下半身に甘い痺れが走る。  竜崎さんが声を圧し殺しているのをぼんやりと眺めながら、腰を打ちつける。竜崎さんが「あっ」と声を上げた。  それを皮切りに、徐々にペースを上げる。  竜崎さんの我慢しようとしながら上げる声を遠くで聞きながら、かすれゆく意識の中、腰を打ち続けた。  
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