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「これで・・・・いいんだ。これが僕の生き方なのだから・・・・」
そういって僕はゆっくりと分針の彼女を追うように、ゆっくりと歩きだした。
しばらくして秒針の足の長いスラッとした彼に出会ったが、すぐにいなくなっていった。
彼には彼の役割や生き方があるのだ。そして彼女にも・・・・時間の流れが違うように、役割も違うのだから人にあわせてまで頑張る必要はないのだ。
そう、時針の僕は今日も一日ゆっくりと公園を周って歩いていく。
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