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私の住む町には、「眠る子」と呼ばれる銅像がある。
この銅像の言われは、こうだ。
眠る子がまた起きていた時代、流行り病が発生した。
これは感染症のもので、人に次から次へと移ることがわかったので、その時代の人々は、顔にシールドを付けることにした。
ところが、「眠る子」はまだ幼かったせいもあってか、シールドを付けるのを嫌がった。
学校の先生が注意しても、シールドを「暑い!」と言ってはずして、友達と仲良く遊んでいた。
一緒に遊んでいる友達も、彼がシールドを付けないから、はずしてしまっていた。
彼の家族も、「無理に付けても……」と言って、彼にシールドを付けなくても注意しなかった。
その結果。
彼のクラスの子達は病気に感染し、そのことが原因で、たくさんの人達に病気が広がった。
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