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けれど、ローザベルの身体にふれると、ウィルバーはこんな状況でも、下半身が過剰に反応してしまう。
「ふふ、はしたなくて、可愛い寝姿……このまま下も脱がせてあげるからね」
色っぽい吐息を落とすローザベルの唇に自身のそれを重ね、舌先でちろちろと舐めまわしながら、ウィルバーは腰元に引っかかったままのワンピースをするりと脱がせる。
黒いレースのショーツがガーターベルトでストッキングとつながれている。太もものキスマークの赤が、白と黒のコントラストの合間で存在を強調していた。
「綺麗だ……とてもいやらしくて、綺麗だよ、ローザ」
ショーツもキャミソール同様、リボンによって着脱できるタイプのものらしい。ウィルバーはガーターベルトの紐をはずしながら、唇でショーツのリボンを咥え、一気にほどく。
ストッキングとショーツをつないでいたガーターベルトが寝台の上に落ち、片方だけ結ばれたままのショーツとストッキングが残される。
ウィルバーの手はガーターベルトからストッキングへ移り、右足、左足とワンピースの袖を抜いたときのように、ゆっくりと素足を暴いていく。
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