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私が樓陽に対してデレていると、教室の扉が勢いよく開いた。
馬鹿達が登校してきたか…?
転校生達が目を付けられなければいいけど…。
???「せーんせ、おはよ。あら?見ない顔が4人も…。どなたかしらねぇ…?」
やばい。アイツに目付けられたか…?
山崎「猫蛇(マオシュア)、髪色。いつ戻すんだ。あとピアス。開けるのは自由だが、学校では外せ。服もちゃんと制服を着てこい。」
猫蛇「せんせ、厳しいよ?グローバルな学校なんだから、フリーダムでもいいじゃないの。ね?みーんな自由。せんせ、厳しすぎ。」
山崎「せんせじゃなくて先生な。はよ席座れ。授業始めるぞ。」
猫蛇「はいはーい。」
猫蛇が樓陽の顔を見つめる。
猫蛇「綺麗な顔だねぇ、君。仲良くしようよ。名前は?」
やばい。猫蛇とは仲良くしないでぇ…。いろいろとマズイから…。
樓陽「早く席に座ってくださいよ。授業が出来ないじゃないですか。」
おぉ。よく言った。
猫蛇「…真面目ちゃんかぁ…。ま、いいか。後で話そうねぇ。」
猫蛇が自分の席に座る。
山崎が授業を始めたはいいものの、猫蛇の視線は樓陽に釘付け…。魅入られたか…。
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