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私はリュックを背負い、勢いよく家を飛び出る。そのまま駐輪場まで走り、自転車に乗る。
7時半?!遅刻寸前じゃないの!余裕ぶっこいて喋ってる場合じゃなかった…。クッソ…。
私は自転車を全速力で漕ぎ、学校へ向かった。
着くと、いつものメンバー、いわゆるイツメンが出迎えてくれた。
優莉「柊華おっそw何してたんw」
珠莉「遅刻寸前だよ?w大丈夫かw」
双子の優莉と珠莉。めちゃくちゃ顔がそっくりで、性格もほとんどそっくり。面白い上に優しくて美形だから、最高の双子だと思う。
2人の唯一の違いは、優莉が頑固で珠莉が優柔不断っていうところ。そこだけ真逆。そこがまた面白い。
柊華「ごめんごめんwあれ、蓮は?」
優莉「何言ってんの。蓮は朝部あるからいつも部室の方にいるじゃん。」
柊華「あ、そっか。」
珠莉「寝ぼけすぎw」
柊華「えへへ。」
駐輪場に自転車を停め、私たちは教室に向かった。
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