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教室に着くと、他のメンバーが揃っていた。
イツメンは私、優莉、珠莉、蓮、咲那、凛々華の6人。朝部活に行ってる蓮を除き、5人が集まった。
咲那「柊華、今日は帰りいつもの所行く?それとも真っ直ぐ帰っちゃう?それともどっか遊びに行く?」
遊びに行こうかな…。
[今日は樓陽君が来るから…。]
母に言われたことを思い出した。
柊華「ごめん、今日はパス!」
咲那「えー!珍しいね。」
凛々華「何かあるん?」
凛々華がそう聞く。
柊華「なんか、家に人が来るらしい。」
凛々華「へぇー。どんな人?」
柊華「私が小さい頃に遊んでた友達らしいんだけど、私は全然覚えてないんだよねぇ…。」
凛々華「え、その人可哀想じゃん。美人の柊華に忘れられるなんてさ。」
柊華「え?!いや、全然でしょ…。多分向こうも覚えてないだろうし…。てか、サラッと私のこと美人って…。」
凛々華「気のせいだよーん。あはは〜。」
からかっているのか、凛々華よ…。
凛々華は少しフワついたキャラで、良くいえば天然、オブラートを外せば能天気なのだ。可愛いけど。
何も考えないで思ったことを口にするタイプで、相手が傷ついてることに気づかない。良い方に転ぶこともあれば、悪い方に転ぶこともある。守りたくなる可愛さ。毒舌。天然。凛々華。
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