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男たちが私の上に覆いかぶさって、彼らが私にしようとしていることを理解した。
私は気づくのが遅かった。
その時、香菜も同じ目にあっていたらしいが、初めからこうされるつもりだったらしい。
私は朝まで、自由にならない身体を彼らに好き放題された。お酒よりもっと苦いものがあることも、その時知った。
☆☆☆
日が昇る頃、私たちは家に帰ることが出来た。
香菜は終始涼しい顔をしていた。
私のそんな彼女を見て感覚が麻痺したのだろうか。家に帰るまでは何とも思わなかった。
家に帰り、夜中どこにいたのかしつこく聞いてくる両親に
「香菜の家」
と嘘をつき、シャワーを浴びた。
一人になったそこで、私は決壊した。
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