雨と、君と

1/1
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/1ページ

雨と、君と

学校終わりの帰り道。 急な雨にふられて、この公園にかけこんだ。 「……まいったな、」 ぬれた髪を手でかき上げながら、どんよりした空を見つめる。 急にふってきたものだから、傘なんて用意してない。 ……ひとまず、ここで雨やどりするか。 雨が弱まるまでの間、木の下で待っていると 「あの……」 突然、小さな声がした。
/1ページ

最初のコメントを投稿しよう!