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「こいつを、なんとか、モノになるようにしてくれ!」
成宮さんが、美樹さんに頼む。
「まあねー、成ちゃんの頼みは聞いてあげたいけど……」
美樹さんが、あたしの顔をグイっと引き寄せた。
「まあ、顔がうすいから、化粧映えはするかもね」
「おお、それこそ、新商品にピッタリだ! どんな、不細工も綺麗になる
魔法の化粧セット! がコンセプトなんだ」
「いいわ。やってみる! その、化粧品セットは今ある?」
「ああ」
成宮さんが、化粧セットを出す。
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