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あたしは、ただの無職、いや、家事手伝い。
決して、お姫様ではない。
でも、なんだか分かんないけど、ケイコ姫になってしまったらしい。
これから、どうしよう……。
とにかく、ショーン様を元の世界に戻さねば!
「ショーン様、また、このスマホに飛び込んでもらえますか?」
あたしは、スマホを床に置く。
「ケイコ姫は、一緒に戻られないんですか?」
「はい。あたしは、ここの世界の住人なので」
ショーン様の顔が曇った。
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