溺愛した彼女との失恋

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君が居ない夜に  俺が苦しむ夜に 垂れ絹が幕を閉じる 夢の中でもし逢えたら  涙が枯れる夜に 朝が開ける頃に  俺は眠りに就くだろう 屈折した感情が腫れ上がる  思い出は幻となる 夢の中なら忘れられるのに  おぼろ気な記憶  不確かな事実 一晩中 彷徨い続ける  睡魔を逃した 目を擦ると  揺れ動く星の粒が 膝の上にしたたり落ちた
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