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「ね。えっちするなら、先にスカート脱いでもいい?」
「いきなりムードぶち壊さないでくださいよ」
首筋にキスをし始めた慧にさっきから気になっていたことを告げると、げんなりした顔で見られちゃった。
「だって今日のスカートシワになりやすいんだもん。しないならいいけど」
「するけど」
「やっぱりするつもりだったんじゃん」
「そりゃするだろ」
文句を言いながらも慧は私を抱き起こしてくれて、スカートのホックを外す。腰を浮かせてスカートを脱ぎ、ついでにニットも脱いでおく。
その間にシャツを脱いで上半身裸になっていた慧の膝の上に乗り、ぴったりとくっつく。
「萎えた?」
「萎えてない」
ズボンを履いている慧の下半身に手をやると、たしかにソコははっきりとカタチが分かるくらいに硬いままだった。
「本当だ。いっぱい出来そうだね♡」
ソレをさすりながらにっと笑うと、眉間にシワを寄せた慧にその手をとられる。
「やめろって」
「何が?」
「そこまで煽ったなら責任もてよ」
「え〜♡何されちゃうんだろ。楽しみぃ♡」
両手を組んで上目遣いで慧を見つめると、慧は眉を上げて乾いた笑いをこぼす。
「頼むからもう黙って」
私の唇に指を押し当てた後、慧は顔を傾けて私の唇を塞ぐ。わずかに開けた唇の隙間から舌を吸われ、それに夢中になっている間にブラのホックが外された。キスをされながら直接胸を揉まれると、自然と息が漏れる。
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