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2037年初夏 香乃32歳
【不幸の知らせ、見つけたい物、待宵】
ごみ箱の中に置いた→捨てた、じゃない。そっと置いた。オトモダチの手紙と同じようにその手紙の置き場がごみ箱になったってだけ。
全てをオレの『好き』で埋めたような→一応可愛いものも好き。でも後で言っているように桜色より紺色の方が断然好き。可愛いものが好きなのも香乃の一面ではあるけど、それが1番じゃない。
呪いで、不幸→ピストルスターの幸せは昂希と幸せになること。だから香乃が昂希以外と結婚するのは不幸。それに香乃が他の誰かと結婚してしまっては、もし仮にピストルスターが拾われたところでもう昂希と幸せになることは叶わなくなってしまうので呪い。
もし香乃の結婚相手がピストルスターも知っている人だったら?その人ってあんな人だったじゃん!とキレるかもしれない。それかなんで結局そっちに行き着くんだよ!ってなるかも。
自分は結婚するなら、恋人じゃなくて親友、って呼ぶ方がしっくりくる人と結婚したい。もちろん恋愛感情もいるとは思うけど、恋には限界がある。ずっと同じ人に恋するのは難しいって、もう知ってる。でも友情はずっと続くと思う。ずっと続く友情って、きっと愛。だから、結婚相手は恋人じゃなくて親友がいい。
もう現実を生きる昂希はオレが知る昂希ではないけど。それでも自分が愛した昂希であることに変わりはない。もう一度、彼に想いを伝えることがまだギリギリ許される内に会いたい。
この島の呪い→現実にはほとんど影響を与えれない
地球の定め→奇跡は起きない
南の海へ走る→【楽しみ、花紺青色、思い出】でギャルとピストルスターの会話「もしかしてだけど南が現実に近いのかもねー。その通り、なのかもしれない。だからとて南の海を渡ろうなどとは思わないが。」とある。でも実際ピストルスターは南を渡れば現実に行けると半分くらい信じている。そんなこと常識的にあり得ないので今までしてこなかったし、そんなことはないと思おうとしているだけ。でももう昂希に想いを伝えられなくなる、と知って、今行かなければいつ行く!と心を決めた。
でもどこか安心している→ピストルスターは大切な人がいないと壊れてしまうタイプ。自分を一生大切にすると契ってくれる人がいなかったらどうしよう、と少し心配はしていた。だから一生大切にすると言ってくれ、自分もその人と一生歩んでいきたいと思える人が見つかってよかったと少し安心している。
海のはずが大きな水溜まり→入水なんてできないように海の水かさが減った。いつもならやっぱりこの世界は現実とは違うと思い知らされて引き返すだろうけど、この時はもうそんなのどうでもいい。やれるだけやってみよう。
群青色って案外明るいんだよね。夜が明ける直前的な。(まあ夜明けを見れるほど夜更かしも早起きもほぼしたことないけど。)紺は夜空の色。群れる青って言葉はかっこいいけど紺の方が好き。
何を見つけべるべきか→この小説を書こうと思ったのはどうして昂希がこんなにも大切なのか知りたかったから。なんでかわからなかった。小方のように小さい頃からずっといて積み上げてきたのでもない、満弥のように直接の命の恩人だからでもない、夏瀬のように友達だと言ってくれたからでもない。なんであんなにも大切だったんだろう?それが知りたくって書き始めた。辛い気持ちを昇華させたいってのも少なからずあったけど。
昂希と恋人になりたかったんじゃない。ずっと中途半端に友達以上恋人未満でいたかった。ある動画のコメントにあったセリフで、言ってることは違うんだけどすごく腑に落ちた言葉があった。「友達では物足りない、恋人ほど盲目ではない。」ずっとそうでいたかった。途中まではそうだった気がするのにな。いつから変わっちゃったのかな。「友達では物足りない」ってはっきり気づいちゃったからかな。じゃあそれって恋人なのでは?って。友達ではないとはっきり言える人以外友達だと思わなくていいのと同じように、友達以上だと思う人だって恋人にしなくてよかったのに。
ピストルスターの話については、あとは階段島シリーズを読め。ネメシスについては次の章の時に話します。
昂希が全くもって変わってしまうのは嫌だけど(例えば嫌味を言わなくなったり、誰がどう見ても“いい人”になったり)、多少欠点を治すくらいなら全然いい。階段島シリーズの七草は少しでも真辺が変わってしまうのが嫌だった。
メリーゴーラウンドで前を行く君、と言うのはまかろんKさんのイラストから思いついたもの。エブリスタにも上げていたようなのでリンク貼ります。https://estar.jp/pictures/25751624 いつだってオレは、彼の横を歩いていたかった。昂希と同じ班になったことって確か2回しかないんだけど、2回とも斜め前の席だったんだよね。けど前にいる昂希ってほとんど覚えてない。昂希の背中って印象ないな。ああでも振り返る昂希はよく覚えてるかな。いっつも後ろ向いて2人で喋ってたから。だからこの前ざっくり2年ぶりに会って、昂希の後ろ歩いた時、すっごく新鮮に感じた。こんな後ろ姿だったんだ、って。
今はもう、自分もあの子に悪いことしたなって思えるようになった。バカにしてごめんね。けなしてごめんね。それなのに、中学最後の方、笑って話せるようになったよね、無理させてごめんね、ありがとう。実は卒アルにメッセージを書いてくれた1人です。時間なくて科学部の人小方以外に書いてももらえなかったのに、その人には書いてもらえたって言う。離れていかなかったって時点で変えるべきだった。その人を試す期間が終わって、自分も心を許しすようになったなら、もうそれ以上試す必要なんてなかったんだ。急に優しくするのとは違うけど、もっと友達として優しくすべきだった。
文化祭中、クラスで一番最初に席を立ったのは自分だった。めっちゃ楽しそうにやってきて手を差し伸べる満弥が、これ以上ないほど輝いて見えた。
あなたにはわからないでしょう?オレが背負ってきたもの、過去なんて知らないでしょう?脳みそを覗いてもいないのにオレの気持ちなんてわからないでしょう?小方も昂希も、わかるなんて言わなかった。知らねえよ、ってよく言った。でもちゃんと話を聞いてくれて、否定しなかった。話を聞くのが苦痛なんて素振りは見せなかった。それがどんなにありがたかったか。どれだけ心の支えになってくれたか。
やっぱりピストルスターの一番大切な人は昂希。
余弦定理だかの証明なんて簡単にはできないし頭もこんがらがる。でも昂希と2人ならきっといつか証明もできたと思う。でも証明にQEDを2人でつけることをしたかったんじゃない。2人で解こうとして、ああじゃないこうじゃないってあーだこーだ言い合って、それが実は楽しくって。たとえ答えなんか出なくったって、きっと2人なら「意味わかんねえよこんなのやって何になんだよ」って、笑って投げ出してしまえるから。答えが出てもそれはそれでいいんだけど、でも答えなんて出さなくたって十分満足だ。
理想の“昂希”なんてきっといない。本物の昂希は昂希しかわからなくて、本人でもきっとよくわかってない。自分が思い描いて大切にしている昂希は、ただの偶像にしか過ぎないんだ。でも、君はそうでしょ?自分の信じてる“昂希”なんだよね?って思わせていただいてる。オレが知る昂希が、全てだから。全て知るなんて、そんなのできないもの。新しい昂希を知ったなら、それも大事な昂希の一部として受け入れればいい話だよ。
諦めてなるものか→このセリフは約ネバのエマが同じセリフを言ってます。たしか4巻あたり。このあたりで約ネバ読み始めて影響されてこのセリフになっちゃった気がする。
昂希に恋をしてしまった理由は、ここに書いてあるのがそのままです。ただ隣にいたかった。でも隣にい続けるのは、恋人だっていう公式しか知らなかったから。だから昂希に、恋をした。
章の初めに海に飛び込んでからこの章の最後まで、ピストルスターはずっと走り続けている。最後でやっと止まる。
期待なんてするな、って言いながら服や髪を整えてるあたりガッツリ期待してる。
【奇跡、惜愛、祉】
この前ざっくり2年ぶりに会って、人間が最初に忘れるのは声なんだなって実感した。そっか、こんな声だったっけ、って。いい声してるんだよね。
「夢ですら疲れさせてすみませんね。」「まったくだ。」→ほんと、こんな感じだった。大抵は皮肉っぽいんだけど、突然スッと本当の気持ち言う。
ひとつだけ昂希との会話を紹介。体調壊してやっと復帰したオレに。昂「随分休んでたみたいですけどサボりですかー?」香「は?ちゃんと具合悪かったし?点滴されたし?」昂「えそんな?ひ弱かよw」香「か弱い乙女だから…」昂「誰の話?」香「ww それよか昂希さんってほんと風邪ひいたりしないよね、バカは風邪ひかないって言うけど、もしかしてそう言う?」昂「は?病は気からって知らねえの?俺はお前と違って心が健やかだから?」香「心が健やか笑」こんな感じの幸せな日々…ツウ……
昂希の「結婚おめでとうございます」→別に昂希にしてみれば香乃が結婚するのなんてどうでもいいことだろうし、ピストルスターにとってはおめでとうでもなんでもない。でも昂希がそう言うのは、ただの社交辞令。
⇔ピストルスターが言おうとした「結婚おめでとうございます」→ピストルスターにすれば昂希が結婚してしまったのなんて本当にショックだし嫌なこと。でも昂希が自分にも社交辞令を言ってくれたので自分も言わなければならないと思う。それに昂希が大切な人と結ばれたのは喜ばしいことだし、昂希の幸せを自分も喜ぶべきだと思って自分も言おうとする。
言いたくないことは、言わんでいいよ→「結婚おめでとう」はどちらもただの社交辞令。そんなことを言う仲じゃなかったのに、昂希は大人になって、結婚までしてしまった。香乃も大人になって、結婚する。社交辞令を交わさなくてはいけない。きっと昂希は、ピストルスターが昂希に「結婚おめでとう」と言えば諦めることを知っている。純粋に、本当に昂希の結婚を祝おうとする。ピストルスターはそう言ってしまったら、本当は祝いたくなんてないのに昂希の幸せを願わなくては、と(ねーちゃんが姉を愛さなければ、と苦しくなったように)苦しくなってしまう。ピストルスターが無駄に苦しまなくていいように(昂希が本当にピストルスターのことを思って遮ったのか、ただ思ってもいないセリフを言われたって嬉しくないだけだからなのかは置いといて)、遮ってくれたのだと思いピストルスターは昂希に感謝する。でも、言えていればもう自分が昂希の幸せになりたいなんて願わなくて済むのに、とも思う。
俺はお前が思うほどいい人なんかじゃない→昂希はいつも優しいわけじゃないだろう。本当に自分のためだけにそうしていることもあるだろう。ピストルスターが昂希の優しさとして受け取っているものはこじつけかもしれない。でも、ピストルスターから見た昂希はそれが全て。
もう本当のところはどうだったのかわからないけど、もし昂希がオレのことを好きじゃなかったのなら、あんなにメールでやり取りをすべきじゃなかったと思うし、今もメールでやり取りすべきじゃない。(ましてや日曜にわざわざ待ち合わせて会うな。)英士に告られて、メールもバンバンされて、それで気付いた。自分がその人を受け入れるつもりがないなら不必要に全てに返事をすべきじゃない。拒絶とも違うけど、線引きはしっかりしないといけない。あなたには気がないですと、ちゃんと伝わるようにしたいと。恋っていうのはやっぱり冷静になれないことが多いんだから、逐一返事もらえたら感違うよ。そこの線引きはちゃんとしないと、相手のためにも、自分のためにも。
自己犠牲的→他人を立てようとする。無駄に相手の気持ちを考えてしまう。昂希の幸せを願おうとしたり、千咲ちゃんに必要以上に尽くしたり。
昂希の「…そう、か。」とピストルスターの【憎悪、大切な人、裏切り】で言った「…そう、か。」昂希の話し方感染ってる。
最後の席替えしたのっていつだったかな。2月頭か?最っ悪な班からやっと解放されて、最高の班になって。せめて最後の1ヶ月楽しむぞって思ってたのに。7日間休校になった。あの時のショック、絶望、怒り。元に戻ってなんて言わないから、せめてあるはずだった7日間中学のメンツで過ごしたいよね、って今でも中学の友達に会うとみんな言う。
なんでオレらの代なんだろうね→この小説では出してないけど、オレらが小学に入学する直前に東日本大震災だった。そして小学の入学式終わってから、震災後最大の余震。義務教委最初の授業は、停電して暗くて寒い中の避難訓練。義務教育最後の授業は、コロナについての集会。もう自分達が成人する時もどうせまたろくでもないことが起きるんでしょ、ってみんな諦めつつある。
下の代が本当に何もできなかったのはわかってる、悔しいだろうと言うこともわかる。卒業式できなかったところだってたくさんあるってこともわかってる。大人だって大変なのもわかってる。でも、でも。いきなり七日間奪われたんだよ、悔しいよ、ふざけんなって思うよ。
卒業7日前になっても、自分はみんなと別れると言うことをよくわかっていなかったんだ。だから突然、ラスト2日ですだなんて言われても、全然よくわからなかったんだ。そして焦った。もう昂希と授業中に笑えないの?図書室に行けないの?一緒に学校から帰れないの?そんなの嫌だ。あれ、一番別れたくないのって、小方じゃないじゃん、昂希じゃん…?それって、昂希のこと、好きってこと?それに気付いてしまったのは、休校が決まったあたり。
本当に好きだったら告白なんてしなかった→「昂希が好き」と言う思いだけが走った&もう簡単には会えないと言う焦り。本当に好きだったらどうすべき?自分の思いを押しつけて大切な人を困らせるか?という思考にまで至れなかった。実際顔合わせていれば、これは「恋」じゃない、って気付けたかもしれないし、本当に大切な人だ、じゃあその人を困らせたくないって気付けたかもしれない。でも実際に顔を合わせられなかった。好きだと気付いてしまった瞬間の昂希しか思い浮かべられなかった。どうしようもう会えない、気持ち伝えなきゃ、ってそれ以上昂希のことを本当の意味で考えられなかった。
昂希は友達じゃない。だって、そんなに綺麗じゃないでしょう。美しい関係じゃないもの。喧嘩友達、とか悪友ってならまだいいかも知れないけど。友達はオレらに似合わない。物足りない、でもない気がするし。友達以上友達未満?恋人以上恋人未満?友達って言っちゃえばいいんだろうけど。それか恋人って言っちゃえばいいんだろうけど。でもどっちもなんか合わないよねって。めんどくさい人たちです。
夏瀬ってホントいい人。対して関わりがなかった彩瑛も、がっつり関わりあった満弥も、本当にいい人よねって言う。むしろ嫌いっていう人に会ったことがない。関わりがないなら別にそれでもいい、みたいな人はいても嫌ってる人は見たことないな。隠キャにも陽キャにも優しい。「友達いねーわー」みたいな話してたら、「でもお前は俺の友達だろ?」って普通に言うから。泣きそうだったよ。夏瀬は、「友達だ!」って直接言える数少ない人。
勝手な話→勝手に昂希を大切にして、勝手に昂希がなんなのか、型を探してる。
ピストルスター→ずっと変わらないでいて欲しいもの。誰にも影響を与えないとしても変わらずにその主張を貫いていて欲しいというのが階段島シリーズの七草の思い。でも昂希には曲げたくない主張なんてないし、ずっと変わらないでいて欲しいなんてピストルスターは思っていない。
ネメシス→太陽の伴星と言われているが、存在しないという意見が強い。昂希が「じゃあ俺はネメシスとやらなのか?」と言ったのは、ピストルスターが、「優しい昂希」なんて存在しないのかも知れないとわかっていながら存在を信じ続けるのかと思ったから。
だって相手は昂希だから→昂希の前ではいつも飾ったり自分を隠したりしてこなかった。ちょっと恥ずいけど、でも別に昂希相手だからいいや、と思える。
とある星の話→【ベテルギウス、護美、永遠に。】の最初の方で話していること。
ネメシスじゃ駄目な理由→【ベテルギウス、護美、永遠に。】の最初の方
昂希とした他愛もない話→普通そんな十何年前の小さいこと覚えてるか?やっぱりこれはピストルスターの見ている夢に過ぎないのかもしれない。
自分がとても楽観的に考えていることに気づいた→将来のことなんて誰にもわからなくて。でも大抵軽い気持ちで「みんな元気?」なんて言っちゃって。「またねー」なんて言ってしまうもので。トータさんの明日のことも未来のこともって曲にこんな歌詞がありました。「同じ今日が明日も来ると当たり前だと思えるような子どもじみた考えはもう無い それでも生きる 信じて生きる 『また明日ね』そんな言葉が自然に言える今が愛しい 明日のことも未来のことも抱えながら精一杯生きる」この曲のトータさんのコメントは、「特別な一日の積み重ねを、日々と呼ぶのです。」自分のこの小説で言っていることとはちょっと外れるけど、普通の日常って、本当はすごく特別なものなんだ、って気づくことが、「ちゃんと生きる」に繋がるんじゃないかなって、未熟ながらに思うんです。あとこの曲は本当にIAちゃんの声が綺麗なので聞いて。
スーツのまま寝てしまった昂希→昂希も立派な1人の社畜になりました感を出したくて。嫁も子どもも寝てしまった辺りに帰って、疲れてそのまま寝ちゃう。
ピストルスターに昂希の結婚指輪を捨てる勇気はない→きっと昂希は掴みかかったって、振り払ったり拒絶したりはしないから。ピストルスターのことを信じている。そんなことする奴じゃないだろ、と。振り払ってくれれば、昂希が自分のことを信じていないとわかる。拒絶された方がピストルスターにとってはまだマシ。自分を信じている昂希の目を、憐れむ昂希の目を、それを無視してまで結婚指輪を投げ捨ててしまえるほどピストルスターは自分勝手でも強くも弱くもない。そもそも昂希に掴みかかる勇気すらない。
昂希の結婚相手は誰?→幸衣?でも今のところ昂希のモデルの人は幸衣のモデルの人を好きではないらしい。まあ人生何が起きるかわかりませんし結局元の鞘に戻るかもしれん。わからないので昂希の結婚相手も香乃の結婚相手も伏せました。
「疲れさせてごめんな。」「別に。」→これがお互い本当の気持ち。
本心だから言わせて欲しい→昂希はさっきピストルスターが「結婚おめでとう」と言うのを止めた。それはピストルスターの本心ではないとわかっていたから。でも昂希に幸せになって欲しいと言うのは紛れもなくピストルスターの本心であって。その幸せに自分がいたかったけど、昂希の幸せを押しのけてまでそうしたいとは思えない。
「幸せ」と「祉」→祉だけでも幸せの意。でも祉、から連想されるのはたぶん福祉。福祉の辞書的な意味は「満足するべき生活環境」。祉、はこの満足すべき状況を自分の幸せにしよう、的なニュアンス。
「じゃあ、」「うん、じゃあ。」→【微笑、告白、無機物】の卒業式の帰りの回想で昂希と香乃が別れる時の言葉とよく似ている。ピストルスターは「じゃあ、」の続きで本当はもっと何か言いたくて、でも昂希は終わりにしている。
フられてありがとう→もう宙ぶらりんじゃない、もう終わったんだと安心した。なるべく傷つけまいとしてくれたことへも感謝。(実際のところどうだったんだろうなと時間が経って冷静に考えると疑問に思うが…オレが聞いたのは「フられたの?」だったから、もしそれにかかる いいえだったらちょっと、変わってきますよねえ。)
今回のありがとう→大切な存在になってくれたことへの感謝。我儘に付き合ってくれたことへの感謝。
本当に好きではなかったのかもしれない→昂希の気持ちを無視しまくった。自分のためだけにもう結婚している昂希に対して、好きだとまで言ってしまった。自分のエゴ。やっぱり結局は昂希の気持ちより自分を優先してしまっているから。
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