継;仄暗い彼岸花

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その後、加納とは今まで通りの学びや仲間として そして、輝光との関係は、より、濃厚なものに変化していった。 「ああっ!……」 輝光の太茎で後を貫かれ喘ぐ夜、 そんな毎日が日々繰り返されているのだ。 そして 「元オメガだけど、うなじ噛んじゃおうか。 そしたら、他のアルファの誘惑も、なくなる」 と言ってうなじあっさりと噛まれてしまった。 オメガじゃないので、それでなにかが変わるわけではないけど、その執着の証が今はこんなにも嬉しく感じてる自分に驚きを覚えた。 この先二人の関係性がどうなろうと今を大切にしよう。そう思いながら彼が中から抜け出る感触に身震いして、気だるい幸せのなか うっすら聞こえる"おやすみ"に深い眠りに誘われた。
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