しげしの旅 b. ローマの平日

　＜「 ローマの平日」補足 ＞　ローマを見て死ね！？

　ここに書いたのは、ローマに、20年前に行った時の話です。
　現在は、営業時間その他、事情が異なると思うので、ご注意を。　　
　でも、多分、彼らの発想は、根本的には変わってない気がしますが。

　「ローマの平日」では、「ローマ人」の「人生観」に焦点をあてました。
　が、ローマは、単に、「観光旅行」としても、行く価値ありかと。

　実は、ぼくは、行く前は、あまり、期待していませんでした。
　「 世界で最も美しい都市、街自体が芸術 」などとガイドブックに。
　が、「 はい、はい、そうですか、そうですか 」とか思ってました。

　が、実際に行ってみて、毎日が、本当に、驚き・感動の連続でした。

　ガイドブック掲載の有名な場所は、まちがいなく、行く価値あり。
　が、載ってない場所でも、驚き・感動に出会えるのがローマの街。

　両替のレートを知るために入った、古ぼけた銀行。
　フト、上を見ると、巨大な見事な天井画が！

　道に迷い、入ってしまった路地裏。
　窓辺一面に洗濯物を干しまくってる、古ぼけたアパート。
　それぞれの部屋の軒に、様々な姿の、見事な天使の彫刻が！

　とにかく、ただ、街を、散歩するだけでも、楽しいです。
　特に、夜明け頃の街を、散歩することをお勧めします。
　そうすれば、「 ロマンチック 」という言葉の意味が……

　自分で書いてて、かなり、恥ずかしいので、このへんで。

　（『ローマの平日』＜補足＞　終わり）

　＜作者より＞

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