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♯03 美少女アイドル✨✨💕
誰なんだろう。
この美少女アイドルは……。
ボクが目覚めると、まさに金髪の美少女アイドルが微笑んだ。
ショッキングイエローのアイドルみたいなコスチュームを身に纏っている。
このままライブコンサートのステージに立てそうなほど派手なコスチュームだ。
だが見た事もないアイドルだ。
美少女はボクの様子を心配そうに伺っているみたいだ。
大きな瞳でボクを見つめている。
「ダーリン!!」美少女はそう叫ぶとボクにしっかりと抱きついてきた。
「えッえ、えええええええェ……????」
なんだ。どうしたと言うんだ。
またまたボクの胸板で美少女のオッパイがグニャリと形を変化させた。
これは何かのドッキリなのか。
どこかから隠しカメラでモニタリングでもしているのだろうか。
39歳の売れない漫画家のボクをドッキリに嵌めて、みんなで笑いモノにする気なのか。
「ダーリン!! トラックに轢かれたッて、聞いた時は死んじゃったのかと思ったよォ……!!」
大きな潤んだ瞳でボクを見つめた。
「え、あァ……、ゴメン」
ワケもわからず謝ってしまった。
「あ、あのォ、ここはどこなの?」
見た感じでは病院なのか、ホテルのスイートルームなのかわからない。
「ダーリンが搬送された四二神病院よ!!」
「えェ……? 四二神病院……」
名前からして不気味だ。
なんて縁起の悪い病院名なんだろう。
それにしても可愛らしい娘だ。
死ぬほどキュートなルックスをしている。
想像を絶するほど可愛らしい。
もうこのまま箱詰めにして持って帰りたいくらい可憐だ。
そのキュートな美少女が、いきなり起きたばかりのボクに抱きついてきたのだ。
これは何か裏があるとしか思えない。
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