本物の王

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本物の王

「じゃあ、本物の王に会いに行こう」 「そうだね」  カズナリたちは鍵で扉を開ける。 『助けてくれてありがとう。後で褒美を授けよう』 「ありがとうございます」 「とりあえず、城の中を見て回りましょう」  カズナリたちは、城の中を見て回った。 「そろそろ王様のところに行っても大丈夫じゃない?」 「そうだね」 『よくぞ、倒してくれた。褒美だが、この城に伝わる物なんだが、水門の鍵だ。これをお前たちに託そう』  カズナリは水門の鍵を受け取った。 『それがあれば、水門を開けることが出来る。船でここへ来ることも出来るだろう』 「ありがとうございます」 『そなたらの活躍を期待しておるぞ』  カズナリたちは、王の間を出た。
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