とある女の子

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とある女の子

「この草原を抜ければ、次の町だな。ん?」  次の町にいく途中で、道に女の子が立っている。誰かを探しているんだろうか? 「どうしたの?」 「あっ」  女の子が振り返る。そして、胸をぽよんと揺らしながら、カズナリのところへ。 「もしかして、カズナリさんですか?」 「そうだけど」 「私、メグです。覚えてますか? あの町の宿屋の娘です」 「あの女の子? でも、どうしてここに? 魔物がいたら大変だよ」 「私、魔法使いの訓練をしてるんです。近くの洞窟に魔物が残ってると聞いて、強くなろうと」 「そうだったんだ」 「でも、カズナリさんに会えて良かった。私たち、両想いですね」 「えっ?」 「私、カズナリさんが好きだったんです。あの時から。旅の途中だったから、ついていけなくて」  メグが抱きついて、体を押し付ける。 「私、カズナリさんが望むんだったら、エッチなことでも」 「ちょっと待って。それはいきなりすぎるよ」 「一緒についていって良いですか?」 「それは構わないけど」 「ありがとうございます!」 メグ レベル10 魔法使い 体力 77 魔力 104 攻撃 38 守備 39 呪文 火・氷・小爆発・守備強化 特技 なし
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