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 ひとつひとつゲームに時間がかかるから、人が多いと回転が悪くて楽しめないってことで、入場券の販売数が限られている。いわゆるプラチナチケットなんだ。 「6月限定チケットなんだけど、どれか土曜日用事ある人〜」  お母さんの有無を言わせぬぐるっと見つめる目に、みんなふるふると首を横に振った。 「じゃあ、第3週に決めた! 予定空けとくのよ。みんなウチに朝9時集合ね! その日は仕事オフだから、おばさん、みんなを引率してあげる。  でさ、これモニター用のチケットだから、帰りにアトラクションの感想聞かせてね!  『楽しかった』とかじゃなくて、いいとこ悪いとこ具体的に、もしくは『こんなのがあったらいいな!』とか、そういうのね」  偶数じゃないとペアが組めないから、まりりも誘った。  そんなわけで、みんなで遊びに行けることになった! お母さん、グッジョブ!!
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