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そう言うと、侑芽はがっかりして唇を尖らせた。
「だよねー、莉子からの甘い感じが、いまいち出てないんだよねー」
そして顔を近づけて来て、ヒソヒソ声で言った。
「大和は絶対莉子のこと気に入ってると思う。
んー、まだ、自分から告るほどじゃないのかもしんないけど、もし莉子が告ってきたら断らない、くらいは確実だよ。
だから、莉子次第っていうかさ!
あ〜、じれったいんだよ。
もし莉子が大和狙おうと思うなら今だよ。
あいつモテるから、可愛い子とかに告られてまあいいかってなったら、莉子の線切れちゃうんだからね!
急いでよく考えなよ」
えーとそれは。
なにをどうかんがえろと?
ん? ん?
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