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年下の彼1
【by涼真】
みいなさんの事が頭から離れない。あれから店にも来ない。
気が付けば連絡先も知らない。
俺がこっそりつけたキスマークに気がついただろうか?
村井さんも店に来ない。2人に進展があったのだろうか?
「りょうまくーん。お店終わりでしょ?家にいこ!」
「店の片付けもあるのですみません。」
「りょうまくん。私の誘いを断るの?」
紗子さんはカウンターに入ってきて俺の体に触れる。
高井紗子さん(たかいさえこ)は俺にこの店を任せてくれている。
妙子さんにはたくさんのセフレがいて俺はそのうちの1人。
「私はここででもいいけど?」
「ここでは・・・」
紗子さんは俺の腕をつかんで2階に連れていく。
部屋に入ると俺の唇をむさぼるように奪う。紗子さんは
俺はシャツのボタンを外されて、ズボンをおろされて
自分のワンピースを脱ぎ捨てる。
「私の誘いを断ろうとするなんて、悪い子ね」
紗子さんに言われたら俺はいうことを聞くしかない。
俺は仕方なく紗子さんを抱く。
シャワーを浴びて戻ると、たばこを吸いながら俺に言った。
「りょうまくん。何を考えて私を抱いたの?」
「え?」
「気が付かないと思うの?」
「・・・」
「好きな女でもできたの?別にいいけど・・・お店はちゃんとしてよね」
と俺にキスをして帰っていった。
俺はみいなさんを抱きたい。でもこんな俺をみいなさんはどう思うだろう。
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