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ある人が、言った「幸せになりなさい」
ある人は言った「お金持ちになりたい」
皆、「幸せ」を目指して行きている
人の幸せとはなんなのか。
幸せかどうかは自分で決める。
でも自信がない
だからこそ私の母は占い師に頼った。
私の母自身が幸せになるために、、、、。
母は、私を幸子と名付けた。
そのまますぎて私は、恥ずかしかった。
その結果、生後2ヶ月から私は縁談をしていた。
幸せな結婚をするためだ。
どうやら、
「7月7日に出会った緑の帽子を被った爽やかな男性こそが私の結婚相手らしく幸せになれる」
という占い師の言葉を信じているそうだ。
私は毎年縁談をしているが赤ちゃんを相手に縁談をしてくれる人おらず、毎回門前払いだった。
10年後
あまりにも運命の人が現れないので、縁談を5.6件こなしていた。
ようやく10回目の縁談で、緑の帽子を被った爽やかな男性が現れた。
今日縁談をした中に2人いた。
「どうしよう、、、。」
1人は、同じ10歳ぐらいの爽やかな少年
もう1人は、20歳ぐらいの爽やかな男性
母は、頭をかかえた。
「年齢だけを考えたら10歳の少年だけど、、、。」
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