信頼したくないSubと支配したくないDomと

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　人は思春期を迎える頃に、生まれ持った生物学的な性別とは別のダイナミクス性――Dom(ドム)・Sub(サブ)という性にさらに分化する。
最近ではこれらのふたつの性質を切り替えるSwitch(スイッチ)という性の存在と、どちらの性質もほぼ現れないNeutral(ニュートラル)という性も確認されていた。

　DomはSubに対する支配欲求を持ち、SubはDomに構って欲しい・褒められたいという欲求を持つ。
この欲求は食欲や睡眠欲に近い本能的なもので、欲求が満たされない状態が続けば体調に悪影響がある。
欲求は個人差が大きく、セックスの相性があるように、Dom-Subの信頼関係にも相性があった。