特別個人授業

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なのに慌てるオレをよそに、先生はさらにオレの頬を両手で挟んでおでこと頬と目尻に同じようにキスをした。 オレはもうパニックすぎて手足をバタバタさせるだけで何も出来なかった。 「合わせるだけだと、今のと変わらないよね。君が言った通り、唇じゃなくていいんだ。でもね・・・」 そう言ってもう一度唇を合わせてきた先生は、さっきとはぜんぜん違かった。 びっくりして開いたままだった唇の間から、ぬるりとしたものが入ってきた。 !! 唇を閉じたまま合わせるさっきのとは違う。 まるでオレの口を食べるかのように大きく開いた唇でオレの唇を甘く食むと、柔らかく、でも芯の通ったものがオレの口の中に入ってきて、そして余すことなく這っていく。 「ふ・・・ん・・・んん・・・ぁ」 それが先生の舌だと分かる頃には身体がびくびくと震え、下腹部がきゅんきゅんなって下肢に熱がこもる。 先生の唾液が流れ込んできて、生理的にそれを飲み下す。だけど、飲み込み切れずにあふれた唾液が口の端から顎を伝って流れていく。 部屋に響く、ぐちゅぐちゅという音・・・。 昨日のあいつの言葉を思い出す。 『リビングでぐちゅぐちゅいってしててさ』 この音だったんだ。 口の中の先生の舌が気持ちよくて、頭がぼうっとしてきた。すると先生が唇を離した。 「大人のキスは、気持ちよくってエッチな気分になるだろ?だからするんだよ」 ぼうっとなった頭は先生の言葉があまり入ってこない。 「口の中はね、気持ちいいところがたくさんあるんだよ。だからほら、君のここも・・・ね?」 そう言って軽く触られたそこはズボンを押し上げて膨らんでいた。 その卑猥な形に意識が戻り、慌ててそこを手で隠した。 な、なんでオレ、こんな・・・! なのに先生はオレの手をそっと退けて、オレのズボンのベルトを外しはじめた。 「せ、先生・・・っ」 「自分でやるのもしたことないって言ってたよね。ちょうどいいから、こっちも教えてあげるよ」 え? 先生、何言ってる? そんなの恥ずかしいよ。 「でも、先生っ」 オレは先生の手を止めようとするけど、その手にあまり力が入らない。 だって、恥ずしいけど、興味はあるから。 あいつが言う『超気持ちいい』こと、オレもしてみたい。 だけど、先生の前で・・・。 オレが頭の中で葛藤している間も先生の手は止まらず、先生はオレのズボンの前を寛げると、すっかり勃ち上がったものを下着から出した。 「すごいね。そんなに僕のキス良かった?ほら、ここ握って」 先生の言葉が恥ずかしい。だけど、オレは先生に言われた通りにそこを両手で握った。するとその上から先生が同じように握る。 「ほら、ゆっくり動かしてみて」 先生はオレの手の上からそこを握ると、ゆっくり上下に動き始めた。実際はオレの手越しなのに、オレは直接先生に握られているような錯覚を起こす。 「あ・・・あぁ・・・」 上下に緩急をつけながら扱かれるとそこから震えるくらいの快感が身体中を駆け巡り、先生の動きなんてもう覚えていられない。 やだ・・・なんか・・・なんか出ちゃうっ。 「先生離してっ。で・・・出ちゃうっ」 なのに先生は全然手を離してくれなくて、煽るように囁いた。 「ほら、ここが一番気持ちいい所」 裏の筋をわざと擦るように扱き上げられ、先の割れ目に先生の爪がひっかけられたその時、きゅうっとそこから痛いくらいの快感がお腹の中を駆け上がってきた。そして・・・。 「あぁっ・・・」 腰を突き出すように身体を仰け反らせて白濁を放つと、快感に全身がびくびくと痙攣を起こした。 「はい、よく出来ました」 そう言って先生はにっこり笑うけど、オレはまるで全力疾走したように息が上がり、頭が真っ白になっていた。 すごい・・・怖いくらいに気持ち良かった・・・。 これで終わりかと思ったら、先生はオレのズボンを下着ごと脱がしてしまった。 「せ・・・先生・・・?」
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