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「・・・泥棒!?」
夢神『何を聞いてたのですか?神様です。』
「頭打った?」
夢神『貴方こそ何を見てるのです。私浮いてるでしょ?』
「うん、存在自体すんごい寒い。」
夢神『違うそうじゃない!』
「え?」
夢神『ふぅ、もういいです。
えぇ、この時空の時間軸を止めておきますから私の管理する夢世界に来てください。』
「何を言っているの?」
夢神『ウォホン、えぇちょっとしたトラブルで貴方の力が必要になりました。来てくれますね?』
「ちょっと何言ってるかわからないし、行かないよ?
知らない人についていく必要性感じないし…」
夢神『えっと、そうなってしまうと貴方明日を迎えられないんですけどそれでいいんですか?』
「?」
夢神『”夢モニター”、はいこちらをご覧ください』
「え、何どっからだしたのそのモニター…」
夢神『企業秘密です。えぇ、御覧のとおり未知の物体が猛スピードで地球に向かっています。明日を迎える前には衝突し人類滅亡必至とそういうことになるでしょう。そこで私、夢神の登場です。私の力で現実世界の時間を止め、不可能を可能にする夢と現実との干渉を許し貴方が未然に防ぐのです!』
「・・・えっと。病院に行く?」
夢神『行きません!あ、前触れ来ます!5秒後地震!5・4・3・2・1』
(グラグラッ)
「うわっっと・・・」
夢神『・・・・』
「マジなの?」
夢神『マジなのです』
「・・・・なんで俺なの?」
夢神『さぁ?私の夢レーダによると貴方が救えるたった一人の人類ということが判明しただけです。』
「うんやっぱり意味が分からない。これ夢かな?
寝ていい?明日早いし。」
夢神『明日は来ないです』
「はぁ・・・」
(ガラッ)
母「地震大丈夫だった!?」
「え?あ、うん。」
母「そう。・・・なんだったんだろうね今の。
また起きるのかしら・・・
明日早いってのに・・・」
(スッ ガラッ)
・・・・
!?
「おい、俺の親お前に気づいてないぞ!?」
夢神『神故成せる業。ささ行きましょう。』
「はぁ・・・」
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