戦闘開始

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開けたスペースが異様に小さい。 文句を言うな? いやいや。 食器は食器棚の一番下の引き出し一つ分。 2畳分ある納戸はノータッチで半畳の物置に残り全て収納しろときて。 靴箱は既に亡くなった義父の靴があるからスペース開けないわで。 やたら場所を開ける事を渋る。 ぶっちゃけ言えば。 故人(義父)の私物さっさと捨てればスペース開きますよね? 的な場所が相当ある。 そして最終言い放った一言が…… 「私の目につく所にあんたらの物は置かさんからね!」 これが本音らしい。 同居する事への抵抗だろうか? そもそも同居する事態になってんのお前のせいでもあるんだよ! と言いたい。 なのに非協力的なのである。 だがこのスペース問題は後々意外な理由で解消される。まぁそれは追々。 さてその次に問題になったのは家事分担である。 ハッキリ言えば義母が料理が下手だ。 焼く=塩コショウ 煮る=味醂・醤油・砂糖 コレでほぼ賄えると思っているアホである。 洋食に関しては壊滅的なかろうじて食える何かになる。 なので私が料理を作ることになったのだが…… あの義母である。 問題が何もなく終わるわけがない。
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